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会長ごあいさつ

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公益社団法人日本エクステリア建設業協会 会長 安光 洋一

 

 

                 2024年 年頭所感

 

 

安全なブロック塀の普及拡大に向けて


令和6年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年5月に「新型コロナウイルス」が感染症の5類に移行されたことに伴い、講習試験の活動状況は、以前よりかなり活発となりました。
また、新規事業「エクステリア技能者講習」の一環である「ブロック塀診断報告書セミナー」をWEBで3回、「職長・安全衛生責任者講習」を対面で2回行うことができました。これらの講習は、「資格は取ったけど…」という方に、実務に活かすための知識を深める内容であり、今年は「エクステリアプランナー」の資格保有者にまで、対象を広げて本格的に事業を拡大したいと思います。


本来、資格は、日々の業務に活かさせてこそ意味のあるものとなります。ブロック塀診断士をいくら輩出しても、全国各地で安全に作られていないブロック塀倒壊の事故のニュースがなくなる日は遠い現状です。当協会でも、ブロック塀診断士の実務講習の講師を育成し、全国各地での講習ができる態勢を整えています。これが、安全な住環境の拡大に貢献できると信じております。


2019年4月から始まったキャリアアップシステム(CCUS)」の主軸である建設技能者の「能力評価制度」と専門工事企業の施工能力等の「見える化評価制度」を、今年はさらに拡大し、技能者と企業のレベルアップを推進したいと思います。
私ども「公益社団法人」の目的である、知識と資格を持った技能者による施工を具体的に実現し、その結果として安全な住環境の提供の理念にご賛同いただける会員の増大につとめ、公益事業の拡大にまい進したいと願っています。


本年が皆様方にとって有意義な一年となることを祈念致します。


                                                                                       公益社団法人 日本エクステリア建設業協会
                                                                                                                          会 長  安 光 洋 一

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